9連休で長野に戻って居る。あまり省るつもりは無かったが東京が暑すぎた。
田舎に戻って涼しく静かな環境で「サービスを作ること」について勉強している。読もうと見繕った本は4冊。
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
Lean UX 第2版 ―アジャイルなチームによるプロダクト開発 (THE LEAN SERIES)
これの他にデザインについても調べておこうと思って、この2冊。
たくさん本を読むが、本の読み方的な本も読んでみるかと思ってこの1冊。
昨日は4冊手を付けた。起業の科学の1章を精読して残りの章を速読、リーンスタートアップを精読し始め、東大読書を速読、なるほどデザインも速読。
適当に感想をメモっておく。
起業の科学、良い本だった。「スタートアップであること」にこだわってサービスの作り方を説明してくれている。リーンスタートアップの内容を2010年代後半の時流に合わせてアップデートしたような内容だ、と思う。リーンスタートアップを未だ読んでいないけど、たぶんそう。
上で上げた4冊の関係はたぶんこんな感じ。
起業の科学: スタートアップにこだわったときのリーンのやり方について、2010年代後半のリーンについて。
リーンスタートアップ: すべての始まり、リーンの概念的な説明
Running Lean: リーンのベストプラクティス、リーンをやろうと思ったときに直面する問題へのアンサー
Lean UX: UXに限ったときにリーン
東大読書は、別にいつもやっていることが書いてあった。簡単にまとめると、読む前に↑みたいにこの本は何が書いてあるのか予想すること、自分がこの本から何を知りたいのか整理すること、鵜呑みにせず質問を持ちながら読むこと、読んだら感想を書くこと。別にいつもやっているなーと思った。誰かに教わったことはないけど、自然と身についてたなあ。効果的に何かを知ろうと思ったら、読書にかかわらず自然とやっていることだと思う。
なるほどデザインも速読。きちんと読もうと思ったけどぺらぺらめくった感じ精読する本ではなかったからサッと読んだ。結構体系的にデザインを説明していて納得感はあった。「あなたに朝ごはんを紹介するページを作ってもらいます!さあどうすればよいでしょう?」と考えさせてから、「デザイナはこうやっているんですよ〜」と考え方のフローを見せて、それぞれについて説明していく。導入にすごく良い本だった。自分はデザインと呼ばれているもののうち、何に興味があるのかわかる。全体的なバランス感覚に魅力を感じるのか、ディティールにこだわるフェーズに居味があるのか、とか。あるいはデザインを勉強するには何を勉強すればよいのかわかるし、自分に足りてない観点もわかる。あとはベーシックなフローがわかるから迷いが消えた。個人的には「このフォントを使うんだったら、こういうレイアウトもありでは?」みたいな一が全に影響するような考え方をたまにやってしまうんだが、基本的には全から一に向かうのだ、と余計に悩む必要はないのだなーとわかった。