2023.02.19 インターネットは第二の開国

駒込にいる。あまりにも暇だし、写真をやめてから全然歩いていないので、先週は1週間体調不良で休んだし、さすがにもう少し運動というか、歩こうと思ってデートコース候補だった東洋文庫ミュージアムからの六義園というのを1人でやった。

今は近くのクラフトビール屋でひとりで飲んでいる。国産クラフトビールって、色んなブルワリーのテイスティングルームを回って思ったけど、美味しいところが少ないね。国内で美味しい!と思ったのは目白のInkhornBrewingだけだなあと思う。

ビールは、舌に乗せたときの味の広がり方が大事だ。イマイチなブルワリーは舌の半分までの味覚器官を刺激するに留まっている気がする。奥までじんわり味を染み通らせてやっと美味い!と思う。コクについて少し勉強したときに似たような話が書いてあった。コクというのは、いろんな味がすることで感じられるらしい。

東洋文庫ミュージアムは、面白かった。見てみたかったモリソン文庫は大したことなかったけど、企画展は面白かった。日本の鎖国による知的な影響の一側面を見た気がする。こないだ長崎に旅行に行ったこともあり、出島が本当の意味で唯一他国の研究成果を仕入れることのできる唯一な場所であったことが具体的にイメージできたのが面白かった。あの再現された出島の街の中で当時の最新の知見が共有されていたのだ。

さらに、インターネットは第二の開国だっただろうし、あらゆる国にとっても、開国ということを概念的に経験していると思った…が、大陸の国々は陸続きで隣接する他国との関係を保たないといけないので、開国なる概念はないのかも知れない。