金曜日、夜彼女が来る。1週間会わないとちょっと遠い親戚みたいだ。彼女が奨学金が受かったと合格通知を見せてきた。この後年単位の遠距離をやることを思うと憂鬱が来る。
土曜日昼過ぎまで寝て彼女と一緒に誘われていたバーベキューに行く。後輩たちと久しぶりに喋って元気そうなことを確認する。
日曜日、写真学校の撮影実習で青梅に行く。彼女をベッドに置いていくのがなんとなく寂しかった。
日差しが出てなくて辛い。やりづらいけどなんとか460カット撮った。ここから14枚選ぶならやれる気がする。緑の中にいたのが楽しかった。地元の山が恋しくなる。あまり意識したことがなかったが、山にもそれぞれ個性があって、おれの地元の山の中はかなり個性的だとわかってきた。
終わって写真教室の仲間たちと飲む。おれの写真は仲間たちから見たときに俺の写真だと分かるらしい。すごい。それは表現として成り立ってるんだろうな。
彼女が僕の部屋でご飯を作って待ってるらしい。飲み会もそこそこで立ち去る。人生の優先度が変わるってこういうことか。
