夜中に日記を書くと鬱になるとニーチェが言っていたらしいが何となく眠れないので少し文章を書く。
一週間日記が書けずにいた。開発リーダーがハネムーンでいなかったから代理として働いていたらとても忙しかったのだ。長い時間働いているわけではない。日中の仕事で気にすることが多すぎて、いつも日記を書いている電車の行き帰りに、文章をしたためるような余裕がなくなってしまったのだ。
自分が担当している仕事も上手くいかないのもあって、躁鬱の波の周波数が高くなってしまった。一日の間で鬱と躁のモードの切替が何度も何度も発生する。見かねた上司が面談を設定してくれた。相談すると思いの外優しくされる。「嫌われる勇気」という本をわざわざ買ってきて渡してくれた。
余裕があるときにぱらぱらと捲ってみた。有名な本だけど読んだことはなかった。タイトルからして「クソにクソと言う勇気がないと大切なものが守れない」的な話が書いてあるものだと思い込んでいたので読む必要がないと思っていた。しかし実際書いてあることはそんなことじゃない。まだ1/3ほどしか読んでないので、嫌われる勇気の話がどういう展開で説明されるのか分かっていない。そこまで行くための前準備の議論をしているところだ。準備段階で既に自分があまりやらない思考法について議論が展開されていてかなり面白い。