2020.01.19 良い写真からは音が消える音がする

土日は親が来ていた。よく来るなあ。それで、土曜の夜は横浜でご飯を食べようということになっていた。せっかくなので少し早めに行って雨の夜の中華街を撮影した。

家に戻り撮影したものを確認するが気取っていやがる。雨の夜だから撮影しよう、という魂胆がまず気取っているので、その結果も気取った結果になる。

良い写真からは音が消える音がする。背景と被写体が在って、それらはその場所に何百年も前からそうで在った、という雰囲気のするものだ。そして、カメラマンはその場所に自然にいる。その精神性もが写されるのだ。逆に、気取った写真にはおっさんがニタニタしながらシャッターを切る瞬間が想像されてしまう。気取った雰囲気を消すには毎日撮影するしかないのだろう。自分の普段の目線と撮影時の目線が揃うことが自然な作風に繋がるのかも知れないと思った。

日曜日、毎月行っている雑司ヶ谷の手創り市だった。そばチョコと豆皿、スープカップ、カゴを買った。全部かわいい。

夜、頼んでおいた炊飯器が届く。寝かせ玄米が炊けるやつだ。このために玄米と小豆は買っておいた。寝る間に炊けるよう仕込んだ。