ギリギリまでゆっくり眠る。前日は彼女と電話しながら副業のコードを書いていた。電話しているうちに彼女は眠ってしまった。
インターネットについて思いを馳せた。デンマークに行く彼女と俺を繋ぐのはインターネットなんだろう。登大遊がNTTの地下ケーブルの前で何千万人の人生がここを通っていると言っていたのが忘れられない。
昔自宅サーバーを建てたときのことを思い出した。その時付き合っていた彼女にアドレスを教えて、ブラウザにアパッチの初期画面が表示されたよと電話越しに聞いて、彼女の通信が今この部屋に来ていたんだと思って妙に嬉しかった。
アプリを作るとかサービスがうまくいっているとかより、コンピュータがお互い通信しているということに俺は面白さを感じていたはずだったんだよなあ。ネットワークエンジニア、もう一度目指してみようかなあ。
