2019.09.26 推しの女の舞台

推しの女の舞台を観劇した。舞台でも推しの女の声は特徴的だった。少し震えて掠れた中音で、その辺の素人の“声”というのをプロのレベルでやるのだ。

動いて喋る推しの女は可愛らしかった。意外と小さいなとか顔面の表現も良いなとか、やっぱ声のメリハリのつけ方は美味いなとか、思った。

舞台芝居は2回目だった。前回は満島ひかり主演のかもめだった。かもめは古典だし演出も斬新さは無く、演者がそれぞれキチンとやっている!という感じだったが、今回は新鋭の若手演出家がやっていて場面の切り替えや回想シーンが面白かった。

アニメでも人物の構図を固定して背景フェードインして「あれは3年前…」という場面切り替えがあるが、あれを舞台でやっていて、こういうのがあるのか…と膝を打った。