2020.12.20 一晩寝かして明日食う

前日の夜、なんとなく彼女が来る気がして部屋を片付けたり準備などしていたら、やっぱり連絡が来た。

昼まで一緒に過ごす。どこで生まれたかとか何考えて高校まで生きてきたかとか聞いた。

原宿で用事があると言う彼女を駅まで送っておれはカメラを持ってふらつく。西池袋の方をもう少し良く知りたいと思っていた。適当にふらふら歩いて130枚くらい撮影した。

家に戻ってクリスマスの予定を考えた。もうどこかのお店を予約するには遅すぎるし、西武の地下街の大変な行列に並んでまで食べたいものも無いが、クリスマスっぽい雰囲気は演出したかった。ローストビーフとグラタンを自分で作ったらいいんじゃないか?と思い立ち試してみた。グラタンにはオーブンが必要だったが、家には無いのでフライパンでできるやつを作ってみた。が、不味い。これは出せんな。味付けの難易度も高いのでやめた。オーブンを買ってきてキッシュにしよう。あとはシャンパンと赤と白一本ずつ用意して置いて気分でどちらかを開けよう。ローストビーフは一晩寝かして明日食べる。

夜、湯船に浸かって本を読む。知覚力と言う本が気になっていた。おれは、仕事を、アニメを見て考察するのと同じ脳みそを使っていると思っていて、そのようなことが書かれているのでは?と期待して読んだらその通りで良かった。頭が良いのに知覚できないから考えられない人がいる、と書かれていてそうそう、と思った。共感力は自分の知覚を超えて他人の知覚で物事を見るから強い能力だとあって嬉しかった。ストレングスファインダーで共感性が1位と出てから、共感力の負の部分に目がつくようになっていたから、こうやって肯定されるのは嬉しい。

彼女と居る時楽しいのは、共感力を惜しみなく発揮してよいからなんだろうな。