20代最後の日だ。特別変わったことはなく普通に会社に向かっている。
16歳くらいから考えていることに変化はないなあという気はするけど、最近はメンヘラになることが無くて安定感があるというのは大きく変わったなあと思う。彼女と毎日話してるのが良いのかもしれない。男のサガなのか、結局そういうことなのかもしれない。
一方で、内に燃ゆる特別になりたいという気持ちは、なんだかなりをひそめはじめた感じもする。写真ももうやってないしな。
写真は20代で一番良い取り組みだったかな。無邪気に信じていた自分の生まれ持った特別性について向き合った結果、奥底まで来た!と思った場所に、何もなかった。
というか何もないのはなんとなく知っていたけど、表現することと向き合ったらやっぱり何もないことを確認してしまった。
でも発見したものもあった。写真を通して五感で感じられる表現に関しては何もないとわかったけど、プログラミングしたいものはずっと湧き続けている。この内なる泉を発見できたのが20代だったと思う。