2019.05.21 俺は彼が主人公の物語の脇役だ

成り行きで会社の人達と飲みに行った。6人中2人始めて飲みに行くメンツだった。

初めての人でも突っ込んだ質問をするのが得意だ。いつも通りガンガンと深めの質問をケラケラしながら投げていたけど、あっさりと交わされて、「あ!俺は今彼が主人公の物語の脇役だ!」と思った。たまにこういうことがある。

相手がたじたじになるのを面白がっているが、上手く返されるとやられた〜となる。

悔しかったのでうまく丸めこんだ。やつは長野に旅行に来てやる事がなかったと言う。それに対して、長野に来てやることがないと言うのは自分の中に何も無いのだと返した。割とうまく返したと思う。自分の発言をこんなに明確に覚えている自分も珍しい。

長野は仙人の土地だ。いつか帰って都会の豊かさを心底煩わしいと思って悠々自適に暮らすのだ。でも今は夜に突然集まって飲みに行く仲間がいる生活がやめられない。