2017.01.07

DC勤務。

帰宅後、CCさくらを見終えた。

作品を通して、羨ましい、という感情しか無い。優しい父とシスコンだがそれを表に出さない兄、イケメンの兄の友達にレズの気配がある友達、幽霊として出てくる母、その中心で全員に愛される顔が良い女主人公。さもありなんというギリギリのラインの非日常的な日常の中で、これを壊さない程度に魔法使いとして仕事をする。それで、魔法を使うんだが、カードを放って杖の先で叩く!!こんなん羨ましいという感情しか無い。

周りの環境も羨ましいんだが、さくら自身になりたいという憧れを抱かせるのが、この作品の妙じゃないか。家族や友達を愛したり、家事を頑張ったり、好きなひとを熱心に思ったり、たまには亡き母を憂いたり、ドレス寄りな普段着で出かけたり、そんな日常を少女になって送りたかった。僕だけでしょうか。

以上が全部説明される第1話、出来が良過ぎです。最初に手に入れるカードがフライというのも完璧。

あとは25話かな。「お兄ちゃんを怪我をさせたな」って台詞にドキッとした。シリアスのシーンに危険な香りを孕ませる、すごい演技だった。さくらが怒りに身を任せてしまったのがはっきりわかる。それまでもその後もない、特殊な場面だったんじゃないかな。と、思いました。