2019.05.03 20年後の特殊技能はなんだろう

旅行の疲れからか喉の痛みがある。Twitterでも喉風邪にかかっているという人がいた。流行っているのか?昼過ぎまでぐだぐだとベッドで過ごす。

夕方から某ZAPの英会話スクールのカウンセリングを予約していたので行ってみた。簡単なライティングとリスニングのテストを受けて最適なコースを紹介された。感触としてはあまり良くなかった。中高生のときに通っていた英語塾の延長だった。細かい英文法とかのチェックを今更受けてもしょうがない。目的は聞こえて喋れるようになることなのだ。何より、具体的なレッスンの内容を聞いたときに「あなたにカスタマイズして提供します」の一点張りだったのがだめ過ぎた。40万近い金を払う決断をあれでやれというのが無理だろう。

連休中に2つほど英会話教室に行ってみたけど、どちらの教室も中学レベルの英文法が頭に入ってないひとをまず前提にしているというのが驚いた。英会話をしたいとう人は私と同じような高校レベルまでの英文法は当然頭に入っていて、仕事で使うから聞こえて話せるようになりたい、という人が多いと勝手に思っていた。英文法が入ってないひとがボリュームゾーンということは、中高と英語に取り組んでこなかった層が、私が思っているよりも多くの人が、大人になってから英語を勉強しているということらしい。そういう人は何を目的に勉強しているのだろう?

時流だ、という気がする。英語もプログラミングも必要になったひとだけが習得する特殊技能だったが、英語はもっと広く一般のひとに必要だと思われているらしい。プログラミングも義務教育に組み込まれた。たまたま興味を持って英語もプログラミングもそこそこ身に付いているけど、これが広く身につく技術になったとき、普通のひとになってしまうのは嫌だな。20年後の特殊技能はなんだろう。