冬休みはインフルエンザにかかってたいへんだった。40度の熱が3日出続けて死ぬかと思った。親がわざわざ長野から看病しにきた。もう治ったが未だに調子の悪さがある。舌が馬鹿になっていて酒の繊細な甘みやコーヒーの苦味の中の甘みなどが感じられないため、嗜好品の類はお預けを食らう正月だった。
酒は飲めないが約束した飲み会などには顔を出しているので、アルコールの苦味しか感じないビールを舐めながらダラダラやり過ごすなどした。
高熱で味蕾がやられてしまったのだろう。昔味覚障害になったときに、味蕾が生えるのに2週間ほどかかると見たことがある。しばらく甘みを感じられない世界だ。
休み明けから新しい部署での仕事だった。パチンコと女の話しかしないガテンな男だらけのチームで、繊細なわたしは面食らった。昼時は話題についていけずに関係構築でつまずいたが、仕事を始めればこちらの右に出る者は滅多にいないので、そこで一発目の信用を得た。
しばらくJavaと戯れるのと、どういうモデル化がされているアプリケーションなのか理解するのに時間をとられそうだ。